そう私はずっと我慢してきた



貴方の非凡なる才能が憎い





私の持っている黒と白



いつかあいつを汚してやる。



そう誓った。





いつかあいつを追い越してやるって。





憎しみは消えないよ。





君のその眩しさが私を限りなく不快にさせる。
眩しいんだよ。
憎いんだよ。
その余裕が。
その態度が。

浅いか。そうやって、また笑うのか。

違う。違うぞ。


俺は、深淵からお前を睨んでいる。
鏡に映った。俺を見ろ。

反転している俺を見ろ。

にこやかにお前を睨みつける俺を見て恐怖を抱け。


忘れる事など無い。


いつか必ず、お前を突き落としてやる。


俺と同じ絶望の淵に。