少し眠そうな目をこすり

立ち上がって


「高下駿斗。もと三中のサッカー部の部長してましたー。サッカー部に入るつもりです。サッカー部に入る人がいたらよろしくおねがいしまーす。」



ダルそうだけど

なんかちょっとしっかりした自己紹介




私はまた彼に
惹かれていった‥





このとき彼も

同じことを思ってたなんて





まったくわからなかった



あの日が来るまでずっと


私だけが彼に

惹かれていたと思ってたんだ。