ご飯も皆食べ終わって、

ソファーに座って司が新聞を読んで、蓮は携帯をいじってるときで、
私が洗い物をしてるときだった。



「ちょっと、俺、友達んとこいってくるわ」



蓮がソファーから立ち上がって、コートを羽織った。


「・・・うん」



「なるべく遅くならないようにすっからさ」



そういって蓮は笑って私の頭をなでる。




私、そんなに寂しそうな顔してた?






「んじゃ司、椎を頼んだ」



「遅くならないようにな。」



「おうよ」



そういって蓮は出て行った。
















そして、明け方まで帰ってこなかった。