9時になっても
隣にいない君を心配して
ドアばかり見てた


゙おっはー゙
教室中の笑い者の君

また先生に怒られた


゙遅い゙
それだけ言って窓の外を見てみると


きれいな虹がかかってた



゙あっ、虹!゙
さっきまで寂しかったのに
そんな気持ちはもうなくて
君に見てほしくて
君の方を見た


そしたら君はひじをついて
私を見つめてて


ドキドキした


゙聞いてる?゙

そう言ってもずっと黙ってて

゙早く来てほしかったん?゙
そう言っていつもの笑顔を
見せてきたね


私は必死に否定して
黒板に釘付けになった


君はまだ私のことを見てて
目が合うとニコっと笑った