★葉月side★
あたしの通ってる高校では、ある話題でもちきりだった。
「ねえ!アレ、行った?」
「行ったよ~!すごい行列だったぁー」
「アレ、超当たるんでしょ?」
そう。みんなが言ってる“アレ”とは、【魔法の館】っていう占いのお店。
占い=信じない!って人が多いみたいだけど、実際本当にあたってるんだよね・・・・・・。
「葉月おはよ♪昨日もだったんでしょ?」
そう言ってるのは、谷川 優梨(たにかわ ゆうり)。小・中学校が一緒の、あたしの親友。
「ん。昨日もっていうか、土曜日と日曜日は絶対だって」
「そーなんだっ。“魔女”も疲れるねぇ」
クスクス笑って言う優梨。
「ちょっ!声大きいっ!」
「ごめんごめん!“魔女”は秘密だもんねー?」
「うん」
優梨が言う“魔女”とは、【魔法の館】の占い師であり、あたしのことでもある。
あたしは、土曜日と日曜日の夜にお店へ行って、占い師をしている。
あたしのお母さんが占い師だったせいか、あたしは小さい頃から占いを覚えさせられた。
今は、お母さんの経営している【魔法の館】で新米占い師として修業している。
まぁ、バイトみたいなものなんだけどね。
あたしの通ってる高校では、ある話題でもちきりだった。
「ねえ!アレ、行った?」
「行ったよ~!すごい行列だったぁー」
「アレ、超当たるんでしょ?」
そう。みんなが言ってる“アレ”とは、【魔法の館】っていう占いのお店。
占い=信じない!って人が多いみたいだけど、実際本当にあたってるんだよね・・・・・・。
「葉月おはよ♪昨日もだったんでしょ?」
そう言ってるのは、谷川 優梨(たにかわ ゆうり)。小・中学校が一緒の、あたしの親友。
「ん。昨日もっていうか、土曜日と日曜日は絶対だって」
「そーなんだっ。“魔女”も疲れるねぇ」
クスクス笑って言う優梨。
「ちょっ!声大きいっ!」
「ごめんごめん!“魔女”は秘密だもんねー?」
「うん」
優梨が言う“魔女”とは、【魔法の館】の占い師であり、あたしのことでもある。
あたしは、土曜日と日曜日の夜にお店へ行って、占い師をしている。
あたしのお母さんが占い師だったせいか、あたしは小さい頃から占いを覚えさせられた。
今は、お母さんの経営している【魔法の館】で新米占い師として修業している。
まぁ、バイトみたいなものなんだけどね。