ジュースを買って結城くんの元へ戻る。


……私ってこんなに大胆だった?


ううん。


結城くんが私を好きってわかったからだよ……。


もしわからなかったら、目も合わせらんないもん。


緊張するな。


告白されるのってどんな感じ?


結城くんは今まで何人の人に告白されたんだろう。


ベンチに座って待ってる結城くんの隣に座り、ジュースを手渡す。


「サンキュー。本当にいいわけ?」


「どうぞ、どうぞ」


ジュースを飲み、しばし沈黙。


……結城くん、もういいよ。


私は準備万端!


チラッと結城くんを見ると、ジュースを飲みながら結城くんも私を見ていた。