「……うん、ちょっと約束」
約束?
胸がドキリとする。
氷上さんはオレとは目を合わさず、
髪を指でいじってる。
「え……誰と?」
「……友達」
氷上さんは、嘘つくとき、疚しい事がある時は
オレの目を一切見なくなる。
今、まさにその状態。
まさか、またヨリ戻したとか?
「え……。それって、アイツ?」
「……違う」
氷上さんが違うって言うんなら、信じたい。
だけど……。
「アイツなんだろ?なんだって、また付き合ってくれって?」
氷上さんに歩みより、手で、俯いてる顔を上げさせた。
約束?
胸がドキリとする。
氷上さんはオレとは目を合わさず、
髪を指でいじってる。
「え……誰と?」
「……友達」
氷上さんは、嘘つくとき、疚しい事がある時は
オレの目を一切見なくなる。
今、まさにその状態。
まさか、またヨリ戻したとか?
「え……。それって、アイツ?」
「……違う」
氷上さんが違うって言うんなら、信じたい。
だけど……。
「アイツなんだろ?なんだって、また付き合ってくれって?」
氷上さんに歩みより、手で、俯いてる顔を上げさせた。