「あ……ヤベ。オレ、なんか勘違いしてた?

……たまにあんだよな。相手と全く違う内容の会話してたり」


結城くんは私の妄想の事より、


相手との会話の内容が違うって事の方が重要みたい。


これはラッキー!


もぅこのまま、妄想の話はそらしてしまおう。


「私もよくあるっ!そういう時って、チョー恥ずかしいんだよね。」


「ははっ……そーなんだよな」


「ねぇ結城くん、二股かけられてたってどういう事?」


えーい!


このまま、私の妄想の件はうやむやにしちゃえ!