「いや、いい。オレ、立ってるし」


「いいから!座って……」


うわ。


菅沼さんは、思いっきりオレの腕を引っ張り、


無理やり……強引に座らされた。


……菅沼さん、の意外な一面にちょっとドキドキ。


「結城くんっ、あのね」


「え……」


菅沼さん、オレの膝に手を置いて、身を乗り出してくる。


……無意識!?


菅沼さんの行動に、


動揺するオレ。


え……、何なんだよ。