また意味の分からない事を。
やはりこいつはヤられてる。
「お前を盗みに…というのは冗談で。
この部屋、警察から逃げたり見張りするのにもってこいなんだよな。」
そう。
私の部屋は都会の真ん中ら辺にあるマンションだ。
丁度ベランダから出ると警察の本部が見える。
だからと言って…─
『無理に決まってるでしょう?』
我が事ながら冷静な反応だと思う。
夜中に怪盗が私の部屋に忍び込んで来たのだ。
なのに何故だろう。
恐怖感というものが一切ないのだ。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…