〈爽目線〉
昨日の夜 翔兄に
久しぶりに怒られた
なんてことしたんだって…
私は 言った。
あなたが好きだから…
彼女を許せなかった…
ずっと好きだったのに横から出てきて…
大好きなあなたを奪った彼女が…
あなたの見る先には
彼女しかいない事が憎かった
翔兄は…ごめんと謝った
そしていかに
彼女が大切な人か…
話してくれた
聞きたくなかった…けど
私から見たら彼女は
幸せな人間だと思った
でも違っていた
彼女は親は
おらずずっと一人きり…
けれど明るくて
仕事には全力を使って
けど時たま
寂しそうにしていて
その姿を誰にも見せないで
その姿が堪らなく惹かれた…と
聞いていて辛かった…
「…本気で好きなの。」
「あぁ…。結婚したいと思ってる、」
翔兄は優しそうな目をしていた
「…あたしじゃ…だめなんだね。」
「…ごめん、爽。彼女じゃなきゃ駄目なんだ、俺はもう彼女以外欲しくない…」
欲しくない…
翔兄が急に遠い人に思えた
昨日の夜 翔兄に
久しぶりに怒られた
なんてことしたんだって…
私は 言った。
あなたが好きだから…
彼女を許せなかった…
ずっと好きだったのに横から出てきて…
大好きなあなたを奪った彼女が…
あなたの見る先には
彼女しかいない事が憎かった
翔兄は…ごめんと謝った
そしていかに
彼女が大切な人か…
話してくれた
聞きたくなかった…けど
私から見たら彼女は
幸せな人間だと思った
でも違っていた
彼女は親は
おらずずっと一人きり…
けれど明るくて
仕事には全力を使って
けど時たま
寂しそうにしていて
その姿を誰にも見せないで
その姿が堪らなく惹かれた…と
聞いていて辛かった…
「…本気で好きなの。」
「あぁ…。結婚したいと思ってる、」
翔兄は優しそうな目をしていた
「…あたしじゃ…だめなんだね。」
「…ごめん、爽。彼女じゃなきゃ駄目なんだ、俺はもう彼女以外欲しくない…」
欲しくない…
翔兄が急に遠い人に思えた