あなたが
幸せでありますように







「みちるー!」





「幸せいっぱいだね。うざいくらい…」



美帆は ふふと笑った


「当たり前じゃなーい。ようやくあたしの春が来たんだから…」



「もう梅雨入りなのに?」





「細かいわよ、あんた。そうそう神田弟ようやく帰ってくるらしいわね」




そうだ




「メールあった、イギリスにいるみたいだね。」





彼が旅立って三年
月日は立って色んな事があった







「美…じゃなかった。町谷さん」





「工藤くん。今油断してたね」



あたしは工藤君を冷やかした





「油断したっす、」


「本当にくっついちゃったね美帆と工藤君。」






工藤君は 苦笑していた



「…まさか結婚するなんて思わなかったわよ流石のあたしでも。」



「へぇ―」











色んな事が変わったけど
私は元気に仕事をしてる





唯一変わった事といえば
あたしの下に
新人のスタッフが入った事