「おら行くぜ?鍬」 「あっ…うん…」 立ち上がろうとした時、 袖が引っ張られる 弟達が心配そうにこちらを見ていた 「にっ…兄ちゃん…どこ行っちゃうの?」 目に涙を浮かべて 「行かないで!兄ちゃん…」 そうか… 俺には弟達がいる… 「ついでに…」 「?」 「そのチビ二人も連れて来いとの事だ」 メガネの男の人はウィンクした