「????????」









頭の中は?全開








周りを見渡すと
一人のメガネをかけた男の人がケータイ越しで
なにやら会話をしていた





「だ~か~ら!!何回も言ってっしょ?
こいつら始末したってなんも問題ねーって
どーせヤクザの端くれなんだし、
死ぬ覚悟くらい出来てますって
いやマジで」






「新羅さんがダメって言ってるんだから…
ダメに決まってるじゃない…
あんた新羅さんの言う事聞かないつもりなら
わたしがアンタを始末するわよ」




壁にもたれた女の人はナイフをかまえながら
メガネの男の人は睨んでいた




新羅さん?


それってあの…昼寝してた……?





「ね~ね~!みっあん!き~たん
このヤクザさん達っておいしいの~?」



ヤクザをつんつんつつきながら
黒い帽子をかぶった
中学生くらいの男の子が居た