「兄ちゃん!!助けてぇ!!」







「兄ちゃん…助けてー!!」








「俺…の大事な弟達を……かえ……」







遠のいていく意識の中で…





借金取りの図太いおっさん声が耳に響く






「この子供達は売ってしまえばいいだろう」







その言葉が頭に響いていた








『君は不合格だよ』





……






「だぁれが…誰が不合格じゃぁぁぁ!!」