瞬間、真希さんの表情が氷つく。
「…あっ、愛音っ?!」
俺と真希さんの視線の先には…
心臓の辺りを苦しそうにしながら押さえる愛音だった。
真希さんの目からは涙が溢れていた。それでもナースコールを押して看護師さんを呼び、来るまでは必死に愛音に言葉をかけたり、身体を真希さんにもたれさせたり、少しでも愛音のためになるような事をしていた。
そして俺は、
動けなかった…。
「…あっ、愛音っ?!」
俺と真希さんの視線の先には…
心臓の辺りを苦しそうにしながら押さえる愛音だった。
真希さんの目からは涙が溢れていた。それでもナースコールを押して看護師さんを呼び、来るまでは必死に愛音に言葉をかけたり、身体を真希さんにもたれさせたり、少しでも愛音のためになるような事をしていた。
そして俺は、
動けなかった…。