「……そ、それは」



痛いところを聞かれ、俯いたまま黙りこんだ私。



「答えろよ」



八王子くんはしゃがみこんで、
私の顎を片手で、くいっと上に持ち上げた。



っ///!!



ち、近いって〜!


視線もがっちり合っちゃってるし……。


恥ずかしいよぉ〜っ!


そんな私にお構いなしに、さらっと爽やかに八王子くんは悪戯に笑いながら言葉を発する。


「答えねぇと……
キス……するよ?」