「・・・・ねぇ!
 ・・・裕!」





・・・あっ!
もう次の日か....。


「わりっ。じゃ、行くか。」



「うん!お買い物だぁ♪」


舞は歩き出した。


俺もその後に続く。


「裕~・・・?」


少し歩いたところで、
舞は止まった。


「どした?」



「手、繋いでもいい?」


「えっ?」


急に舞は真っ赤になる。

俺もつられて赤くなる。


「あ、いやだったら....」


「ほら。行くぞ。」


俺はぶっきらぼうに舞の
手を握り、歩き出した。