「・・・き、咲!」


咲は特別活動室にいた。


そこには企画委員のみんなが集まっていた。


みんなの目があたしに集まったというのは言うまでもなかった。


そんなことを気にしないであたしは―――――


「し、柴帆?ど、どうしたの?なんか、、あった?」


「あ、あのねっ、、啓が、転校するってほ、本当なの、、、?」


その場が一瞬凍りついた


言うまでもない。あたしは企画委員ではないので


何で知っているのという疑問とばれたという


焦りの気持ちでいっぱいだったのだろう。


咲は


「うちも言おうと思った、、でも柴帆、泣いちゃうじゃん、、?


だから言えなかった、、ごめん。麻耶だって言い、、」


!!


咲はあたしを見て言葉を失っていた。