「翔子~ちょっと。。」


どうせあたしには言ってないことだもんね。ありえないから。


前の席にいる由美が不思議そうな顔で聞いてきた。


「柴帆、なんか機嫌悪い?あ、由美がなんかした?!」


「由美は悪くねーよっA組のある人にむかついてるだけ。」


由美と喋ってたら麻耶がちらってこっちを向いた。


なに、あいつ。


「誰?それ~」


「まあ、由美なら別にいっか。麻耶って人いるの知ってる?」


「あ~あの眼鏡の人ね!なんか由美もムカつくって思う~」


「え、喋ったことあんの??」


「ないけどなんかムカつく~」


「由美ウケるww」


「柴帆、いみわかんな~いww」