返事をするのは嫌だったけれど


声は小さいほうでもないので気にすることはなかった。


しかも周りは知らない人ばっかりだし緊張も特にしない。


体育館へ入場するってなった時、林が側に来た。


――――えっなに!?


内心びっくりした。が、


「安西、お前丈短くないか?」


、、ス、スカートの丈ですか・・・。


「いや、折ってませんけれど、、」


でも少し上に上げてる。


「ん~まあ、いいか。」


なんとかばれずに済んだ。でも先輩方に目をつけられそうだったので


今日ばかりはスカートをきちんと下ろした。