「もう飛び出しちゃダメだよ・・・」



あ、やばっ・・・

久しぶりにやったら、結構ダメージくらったかも・・・


立ってらんない・・・



私は自分の体を支えきれず、自動販売機にもたれかかった。






「おい、ひより。大丈夫か」



揺らぐ視界でぼんやりと見える人影。

この声は・・・




「・・・由紀?」