驚いた。ずっと黙ってたカラシャイなのかと思ってたケド…話してみると意外と普通だった。


「章吾君はさぁ…凌と同い年なんでしょ?」


「あぁそうだよ。ってかさぁ章吾でいいし。だから俺もゆかでいいよな。」

本当に年下とは思えない口調でしゃべっていく章吾は凌よりも大人っぽかった。


「あッ。うんいいよ。」

と、章吾と話してると凌が
「ゆか〜お前ん家便所何処だっけ〜」


「え。部屋出て廊下真っ直ぐ行った所にあるよ」


「そっか〜さんきゅッちっと俺便所〜!章吾…俺が居ない間にゆかに手ぇ出すなよ!まぁこいつに手ぇ出せッて言っても胸もねぇし襲う所なんかね〜けどな。」


と、笑半分で言った。


「凌!!マヂあいつムカつく!」

「ゆか?ゆかって彼氏いんの?」

いきなりの章吾の質問に私は驚きを隠せなかった。


「あッ。うんまあ今は居ないよ」

「そっかぁ。」

「章吾は…?」


「俺は一応いるよ」

それを聞いた時少しショックだった。

「そ〜なんだッ。い〜なぁ羨ましいぞこのやろぅ。笑」


と、ショックを隠す事で必死だった。


「ゆか?アド教えてくんない?」
「あッ。いいよ。ちょっと待ってて。」

と、ケータイを取った時……