===============



明:
「それにしても、君の取り戻した[平穏]とやらも、随分と退屈なもの何だね〜……まぁ、悪いことじゃないんだけどさ……」

橘:
「はぁ……??」

明:
「もぉ〜(笑)トボけちゃってさぁ〜…(笑)言わせる気か〜い……??君の遼を中心とする楽しくて愉快な[平穏]の毎日の話さ〜♪」

橘:
「うるせぇー」

明:
「まぁ、良いんじゃないかな……??(笑)たった1人の“愛すべき”女の子の為に、ドロドロの人間関係間の中を血みどろになりながらも駆け巡った上に勝ち取ったモノ。むしろ、誇っても良いくらいだ♪」


その[ドロドロな人間関係]の中心に、いつもコイツがいる気がするのは何故だろう……??

理由は至極簡単。

[気のせい]じゃないからだ……


橘:
「世界に唯一、お前にだけは言われたくないっつーの……」

明:
「プックク……(笑)」

橘:
「……何吹き出してんだよ……??」

明:
「いやいや……(笑)僕が一番アクセントを置いた“愛すべき”って部分を全く否定してこないからさ……(笑)なかなか素直になってきたんじゃないか……??(笑)」

橘:
「…………」チッ






仕様がねぇーだろ……


否定できねぇーんだから……


クソッタレが……



===============