梨木:
「校則では《中に着るシャツは、派手な色でないもののみ》って書いてあったでしょ!!??今のところ、コレ破ってるの橘くんだけだからねー!!!???」

橘:
「はぁ……スミマセン……」

梨木:
「はぁ………」


梨木さんは、こう言った規則や礼儀などの注意にはうるさいタイプだ。

悪いことは悪いとキッチリ叱る。

そう言った面で、[面倒見がいい]との評判もある先輩なのだ。


梨木:
「私はさぁ……わざわざ朝早くに起きて、ずっと独りで校門前に立って挨拶運動しながら服装検査してるんだからね……??それなのにキミは遅刻ギリギリの時間の登校で、しかも校則違反しまくりって……」

橘:
「……っつーか、何で梨木さん、独りで挨拶運動してるんスか……??」

梨木:
「ムッ……うっさいなぁー!!!!!!」

橘:
「はぁ……!!??」



何故、キレる……!!??

















梨木:
(だって……ジャンケンに負けたんだもん………)


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