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そして、普段のふざけきった呑気な態度からは伺えないような、静かで……それでこそ[女の子]のような優しさの入ったなで声で言った――………




明:
「ちょっと、おまじないをしておこうと思ってさ……」

橘:
「へっ……??」


ちょうど真横に顔があるため、どんな表情をしているのかは分からないが……

耳元を擽る吐息が、ヤケにオレの感覚神経を逆なでる!!!!



そして一言――………
















明:
「今日1日が、君にとって幸せな日になりますように……」


橘:
「ッ!!!!????//////」




何が憎いかと言えば、声までソックリだということだ……!!!!



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