次の日。


あたしはいつもどうり



土手の道を歩いていた。


「滝沢」


「...え?」


後から聞き覚えのある
声がした。



「昨日は大丈夫だったか?」


新島だった。


「・・・」


笑顔で話しかけてきた。



でもあたしは
その言葉に


答えることが出来なかった。



だって、あんな
ひどいこと言ったから。