「翔太!いっ…!?」
立ち上がろうとした時、腹部が痛んだ。
そして、アタシは倒れてしまった。
「いったあぁ……」
「おい!」
すると翔太が、慌てて走ってきた。
そして…
「…なに…してんのっ……?」
「血がでてるから、保健室に連れてくんだよ!」
翔太はアタシをお姫様抱っこして、走り出したんだ。
「はなっ、離してっ…離せぇ!!」
突然の出来事にびっくりしたアタシはおもいっきり暴れた。
「暴れんな!出血が酷くなるだろ!」
「うわあぁぁああぁぁぁ」
それでも暴れるアタシを翔太は、
「走りずれぇんだよ!!」
ガンッ
「がっ…」
頭突きで気絶させた。