有紀先輩は、
あきらかにあの黒木先輩の顔みて手が震えている。
そして、有紀先輩はゆっくりと黒木先輩に言う。
彼は有紀先輩をみて睨む。
『実は…惹こうとしたんだ』
"惹く"という言葉に黒木先輩は、
顔が変わった。
あの、屋上のとき以来だ。
あんな顔。
そして、彼は有紀先輩に冷たく言ってきた。
彼は、有紀先輩を睨むように見て
―…。
『俺に、惹かせるということするな』
そんなことを言うと。
空っぽになった、お皿をもってあたしたちのとこから消えた。
胸が苦しかった―。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…