すると、

有紀先輩があたしに言ってきた。




『ごめん、姫乃ちゃんっ~!
あたし、言わなかったの…』




えっ?!


あたしは目を開けてしまった。




でも、
彼はあたしのこと見てぎろっと鋭く睨まれた。



やっぱり、誤解されてるっ…。




『有紀、お前。俺に、何するつもりだ?』



あたしのことをギロッと鋭く睨まれ、
あたしはびくびくっ震える。




けれど彼は見ていず、有紀に視線を変えた。



やばいよ…。