そして、あの朝のことがあったからか、あたしがみんなに言ったとしても聞いてくれない。





そんな、気が付いたのは遅かった。


彼女はあたしが授業を終って話そうとした時。




『はっ…っ…』



と避けられてしまう。なんだか痛かった。



すごく気持ちがはっきりしない。




三限の授業を終った後また彼女に話しかけようと思った。




『じゃ、これを訳すの宿題ね?』




と言ったときチャイムのベルが鳴った。



あたしは急いで挨拶が終った後彼女のとこに真っ先にに行った。





それは、




―あたしの素直な気持ちを言いたかったから。