『えっ…?!』
舞はあたしの言葉を聞いて驚いていた。
だが、周りはあたしを見て睨む。
…本当に伝えた。これで、正直になれるっ!
そんなことを思っていると急にあたしに言ってきた。
あたしを見て睨んで言った。
『どうして、あんたなのよっ?!』
「それは…」
あたしは知らない彼女をあたしは戸惑いを隠せなかった。
だって、
彼女は涙をぽろぽろ流して
あたしに言ってきたから。
『あたし、
先輩がずっと好きでこの学校に入ってきたのに、これじゃ、だまってらんない!』
彼女はあたしの目をじーっ見るかのようにあたし見て言う。
ずっと、好き―
きっと、彼女だっておんなじだ。
あたしとおんなじ。
彼女が思っていることの気持ちが分かった。
きっと、
あたしも思っていたと思う。
前から好きだったとしたら…。
彼女と同じだろう。