だが、

彼女達は口元を上げてあたしたちに言う。



だけどあたしはその目を見つめて言う。





「そんな簡単じゃないよ。だったら、好きって言い続けるほうが簡単に感じるよ!



初めて先輩に恋してよかった、
って気分するほうがあたしはいい気がするもん!」




あたしが必死に彼女達の目を見て言うと


彼女達は歯を食い縛りながらあたしを見て。





『なんなのよ!知らないからねっ!もう、いこっ!』




彼女達は屋上を出て行った。



でも、
あたしはよかった気がする。



本当に…。




今まで、

あたしは素直じゃないまま強がったままただ笑うしかなかった。




殻に閉じこもったまま苦しい日々を送っていた。




だけど、


今殻からでた実感がわいてなんだか今ままでの痛い思いが無くなった気がする。




だけど、あれ以来あってないよね…。


先輩は…あの時約束をナシって言ったっけ。




だけど、あきらめない。


何度も告白するんだ…



たとえ、痛いことがあったっとしても頑張るんだ。




先輩を変えたいから。