「お姉ちゃん、黒木先輩のこと何でも知ってる?」



『…はぁ?何いってんの?』




あたしは、椅子に座ってさっそく話すとお姉ちゃんは驚いてるのか分からないけど…



ちょっと怒ってるような声であたしを見て言った。




お願い、教えて!





「だから!黒木先輩の情報なんか知らない?」




あたしはその言葉を言うと、お姉ちゃんは分かったみたいでニヤニヤ笑う。




『分かった、そこまで言うならね。じゃ、雄大君のことからね?』





あたしはお姉ちゃんの話を聞いて”うん”と頷きながら耳を傾ける。



お姉ちゃんは、どんどん流すように言う。




あたしは、先輩がどんなに思ってもかまわない。



でもあたしは先輩をどんだけ思っているか知ってますか?




一緒に居たいと思うことがたくさん溢れている。



だから、あたしはどんなことだろうと。




彼を思うんだ。


そして、いつか叶えたいんだ。



”先輩と付き合うこと”を…。