「舞、あたし帰るっ!」
『はぁっ?!えっ?…あ!ちょっと!』
椅子を引きずりあたしは立って舞に言うとあたしは鞄を持って急いで家に帰った。
舞はあたしの言葉を聞いて驚いている。
でも、これで…ついたかも。
なんだか、変われるような気がする!
ーバンッ!…ガチャっ!
あたしは家の玄関を大袈裟に閉めそして靴を脱いで、
お姉ちゃんの居るリビングのドアを開ける。
『…ひぃっ?!』
お姉ちゃんは、あたしを見て声を上げていた。
あきらかに
”どうしたの?”と言うように見ていた。
お願い…。
あたし、変わりたい。
それには情報を知らないと、あたしに声かけてくれるかもしれないから。