―――――
―――
でも、あれの決心は続かなかった。
あれから、一ヶ月たった今。
『あんた、本当バカだよね!』
あたしのことをバカにする人が増え、あたしはクラスの舞以外の女たちはあたしをいじめた。
椅子に、水をかけたり。
体育のとき、あたしをわざとこけさせたり。
あたしはそれ以上にいじめられた。”うらやましい”と思っているのも分からずあたしは毎日みんなが帰った後、泣いていた。
悔しい…
悔しいよっ!
そう思ってもあの先輩は助けてくれない。
だって、もう、あの約束はナシにされたんだから。
こんな、自分を責めるなんて嫌!
『姫乃…』
舞があたしが机に顔をつけて手で泣くのを見せないようにしてるのを見て声を上げた。