その決意の次の日。
お姉ちゃんと、テレビのことで笑っていた。
お姉ちゃんは、ニコニコしながらあたしに手を振って言った。
『またねっ、ひぃ!』
クラスの下駄箱へ向かった。
あたしはお姉ちゃんの笑顔でほっとしながらもあたしは上履きを取ろうとした。
けれど…
『あははっ!あんた、バカじゃないのっ?!』
あの三人組がきてあたしに嫌味のある顔で言った後、笑いながらあたしを睨んだ。
そしてどっかへ行った。
そのとき、あたしは涙がでそうだった。
なんだか、バカにされているっていうか、
あたしには…
こんなことがあるとは知らずに遠ざけていたけどやっぱり、
駄目だった。
あたしの嬉しい気持ちはすぐさまに汚されてしまった気がしてなんだか心の穴がぽっかり空いているようだ。