あの女の子三人が去っていった後あたしを優しくしてくれたのは舞だった。
『ねぇ…大丈夫っ?』
グサッグサッ。
でも、あたしはなんだかぐさとっ心に痛みがあってなんだか苦しい…。
一体、どうしたの?あたし…。
しかも…
ドキドキと狂わす心臓になぜか悪魔が灰色に変えたような…
"戸惑い"は…。
『姫乃、大丈夫っ…?!』
肩から誰かが揺れているのに気付いた。
「…えっ…?」
気付いてあたしは声を上げる。
『大丈夫?あいつらになんか言われた?』
あたしに心配する顔であたしをじっーと見つめながらいう。
先輩のことを考えるとなんだか、今まで出ない気持ちが溢れてる。
歯車が狂う…
なんで?
「うん…二度と先輩に近づくなって…」
あたしは、先輩のことで頭いっぱいなままあのリーダーの唐突の言葉をボソッと呟く。
『えっ…?!』
すると舞は、目を丸くしていた。