『だ…っだって!先輩がどんなにしても…助けたいんですっ!』


すると拳を握ってそんな事を俺に言った。



俺を…

…たす…ける?



おれはそんなの為にもなるか?



そう思った矢先に俺は言っていた。





「…そんなの俺の為になるのか?」



すると、即答で。


『はい』



と答えたんだ。





こんなの俺に、為になるだと?



それが、本当なのか?