午前6時におねえちゃんのご飯がやっと出来上がってあたしに声を大きく伝えてくれた。
そしてあたしは制服を着て、リビングへ向かった。するとおねえちゃんのつくった物がテーブルに並べられていた。
…わぁっ!
『どう?今日は、オリジナルのばっかりだよ!』
お姉ちゃんはエプロンをはずし椅子に座った。あたしも椅子にすわっておねえちゃんと二人で、
「『いただっきまーす!』」
と言うとあたしは箸をもって食べる。
おいしそうっ!と思いながら作ったオリジナルのおかずを箸でつかもうとしたとき―。
『ひぃ…?』
お姉ちゃんは箸を置いてため息が混じってるような声であたしを呼んだ。