お姉ちゃんはきっと、このことで嫉妬しちゃって、喧嘩しちゃたんだね。 「…そうなんですか…」 彼に、あたしはボソッと呟く。 …お姉ちゃん、どうしちゃったかな? と思い、あたしの肩を見ると、お姉ちゃんは泣き疲れたのかスースーと寝息をたてながら寝ていた。 『…もう寝ちゃったっ?』 すると、彼氏さんがニコッと笑ってあたしに言ってきた。