あたしは何も言わず部屋に向かった。そして、なんだか不安が募った。





だって、すごく喧嘩していた。





お姉ちゃんは、いつも彼のこと"優しい"とか"おもしろい"とか聞いていてすごく嬉しそうにしていたのに。




なにが…あったの?



そんなことを思いあたしは部屋に入ってベットに寝る。



―ハァ…。




だけど、思い出すのは先輩のこととお姉ちゃんのこと。