『俺は、なんもしてねえよっ!』



かなり汗をかいていて、お姉ちゃんの顔を覗きながら言った。





…なんか、そうとうダメだとあきらめているような顔でいた。





なんだか、お姉ちゃんはさらに怒っていてなんだかそのそろ沸騰するくらいやばい状態。




あたしはそこで、言った。すると、カップルたちは喋るのを止めた。





「もう、ばかじゃないですか!」




そしてあたしに一斉に見る。あたしはそのあと苦笑いするしかなかった。