なんか、夢のことを考えていると、先輩は"美紗季"と言う女が好きだったと思う。



だから、繋ぎたいじゃないの?



なのに、彼女はそれを知らずに去っていたと感じるようなそんな想いがこみ上げてくる。



だから…きっと。



それでなにかの原因で…あーなっちゃんだとわかった気がするんだ。




「うん、あたしもそんな…気がするよ」




美菜ちゃんにあたしはそう言うと。ニコッと静かに笑っていた。