『あっ!大丈夫っ?!』


保健室のドアをがらっと開けてあたしに心配な顔をみせて言っているのは。



…美菜ちゃんだった。




あたしは、そこで先輩がくると期待はしていて、まさか、くるとは思わなかった。



「…う、うん…」



あたしは、恥ずかしいと思いながらも美菜ちゃんにむかって言う。




なんだか、顔が赤いような…。




『…?なんか大丈夫だとは思えないけど…?』




顔が赤くなっている顔を見て美奈ちゃんはあたしを覗いていってきた。