『でも、この学校に来て見たら、印象が変わっていたんだ。なんだか、その前にすごくなかいい女の子が居たんだけど、消えちゃってたんだ』




まさに、高校一年のときに何かあったということなんだろうか…。




あたしは、美菜ちゃんの言葉に深く悩んだ。だが、あたしの中に残されたのは"女の子"という言葉。




一体、…女の子って?



『知らないけれど、なんか原因があってなんかあったのかも…でも誰だかわかんないや』



美菜ちゃんは、あたしに言いながらもため息をついて彼女は話してくれた。



「…そっか…」


あたしはその事を知りながらも返事をする。すると、美菜ちゃんは、にこっと笑ってあたしに言い出した。