――あの黒木先輩に、言われた次の日。あの彼女とあたしはお昼の時間を使って屋上で話すことにした。





…まず、謝らないとね…。




「…ごめんねっ」



『ううん、別にいいよ』



あたしたちは黒木先輩のことで、あの彼女に謝った。彼女はニコッと笑ってあたしに言った。




彼女は、美菜(ミナ)という名前でとっても小顔の顔をしていて可愛い。


見違える…。





そして、春が終ったようなにおいが漂う中、屋上のコンクリートのとこにあたしたちは一緒に向かい合って座った。