俺はすっとそのうちに教室に入った。すると、姫乃というやつが下を向いた。


『わかんない…』



『はっ?!』


優等生は、そんな答えを聞いてあんぐり口を開けて、驚いている。



そんなの俺には関係ないと思ったのでここで二人に聞こえるように俺は声を上げた。




「…佐倉さん?」



すると、俺に視線が二人とも来る。だが、その目は驚いているようで。



なんだよ?



と思いながらも俺は彼女達の目の前で俺は笑顔を向ける。彼女達は、その声にビクッと反応をした。




「あれ?話中ならいいよ?」



俺はそういいながらも"佐倉姫乃"という子を見つめてきょうとんと見るような目で俺は見た。



『別に、なんもないよっ!』



すると、優等生は俺に向かって手を"×"にしてその後あのことちょっと話して、どっかの教室へいった。