でも、今日は。 彼女が"好き"といい始めてきているので、俺は今日彼女達と別れを下す。 俺は、それしかなかった。 "好き"なんて、俺には嫌な言葉なのだから、彼女を離すんだ。 ―願ってないのだから。それ以上は無理と思った。 …というか、彼女を別れるのはこれからの未来のことにもある。 美紗季のためにも、俺のためだってあるんだ。