あれ以来、俺は、女という人が怖くなってしまって、毎日怖く感じてしまう。 『雄大くん…!』 この声を聞いてしまうと俺は、なんだか美紗季を思い出してしまう。 ―俺は、そんな自分が惨めのようでイヤだった。 いつか、俺のとこに来て"好き"なんていわれるかもしれない。 でも、この前の俺は美紗季に夢中だった。